日本放射光学会誌
Vol.24,No4/July.2011

【表紙の説明】 
2011年6月7日、3ヶ月に渡った電子ビームの精密調整を終え、アンジュレータラインへ電子ビームを導いた。上流からアンジュレータを1台ずつ閉めていくと、8台目のアンジュレータを閉めた当たりからCe: YAGスクリーンの自発光による背景の発光の中に、弱々しい楕円状の構造が見え始めた。さらにアンジュレータを閉めていくと、出現頻度が増し、図のような明らかなレーザーの輝点が浮かび上がった。XFELの増幅を観測した最初の瞬間である。               
      
*共同利用施設と共用施設
上坪宏道(p.171)(2ページ、1,102k)
   
  * 「次世代リング型光源計画特集」の企画にあたって
渡部貴宏,原田健太郎(p.173)(2ページ、464k)
  * UVSOR の将来計画
加藤政博(p.175)(7ページ、9,764k)
  * HiSOR 次期光源計画
佐々木茂美,宮本篤(p.182)(6ページ、12,428k)
* 放射光ARPES でとらえるトポロジカル絶縁体の表面Dirac Fermion
木村昭夫(p.188)(13ページ、13,731k)
* X 線共鳴磁気反射率による磁性薄膜磁性多層膜の磁化構造解析
土井修一(p.201)(9ページ、7,374k)
  *X 線自由電子レーザー施設SACLA における レーザー増幅の達成について 
理化学研究所播磨研究所放射光科学総合研究センター XFEL 研究開発部門(p.210)(2ページ、5,523k)
  *Prof. B. W. Batterman 追悼
松下正(p.212)(2ページ、264k)


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