【企画講演4】
『バルク敏感光電子分光の新展開』
- 日時:1月9日(月) 9:00−10:30
- 場所:A会場
- 趣旨:
ここ1,2年ほど放射光を用いたバルク敏感光電子分光がわが国を中心として世界中で爆発的に盛んになっている。2000年に軟X線高分解能光電子分光で火がついた研究が,硬X線(5-8keV)だけでなく10eV付近以下の領域でバルクの電子状態や界面の電子状態研究に続々と新しい結果を生み出している。この分野は今後更なる発展が期待できるが,その方向を探るためにもこの話題を取り上げる好機と考え本講演会を企画した。
- プログラム:
- 「趣旨説明」10分
関山 明(阪大基礎工)
- 「バルク敏感光電子分光:軟X線から硬X線光電子分光へ」20分
菅 滋正(阪大基礎工)
- 「硬X線光電子分光の応用科学および産業利用」20分
小林啓介(JASRI)
- 「極低エネルギー放射光で見るバルク電子状態」20分
谷口雅樹(広大理)
- 「光電子分光の理論的側面〜相互作用とスペクトル形状の関係〜」20分
富田憲一(物構研)