【企画講演3】
『X線衛星すざく搭載のX線光学系および検出系の現状』
- 日時:1月7日(土) 16:00−17:30
- 場所:C会場
- 趣旨:
2005年7月10日に打上げられたすざく衛星は,一台の検出器を除き,5台の装置で実際の天体観測を始めた。この衛星のX線望遠鏡,検出器の開発には放射光も利用されており,またその技術は放射光科学での応用も見込まれる。観測結果は,地上の現象とスケールは違うものの,その基礎プロセスには共通の物理が適用できる。また,すざくの次をめざした硬X線望遠鏡も開発も始まっている。本企画ではこれらの話題が取り上げられる予定であり,宇宙科学分野と放射光科学分野の研究者がともに議論する絶好の場を提供するものと考える。
- プログラム:
- 「趣旨説明及びすざく衛星概要」15分
國枝秀世(名大院理)
- 「すざく搭載X線望遠鏡の特性」15分
前田良知(宇宙研)
- 「すざく搭載X線CCDカメラの特性」15分
常深博(阪大院理)
- 「すざく搭載硬X線検出器の特性」20分
寺田幸功(理研)
- 「硬X線撮像観測を目ざした多層膜光学系の開発」20分
小賀坂康志(名大院理)