【企画講演1】
『共鳴X線発光分光の最前線』
- 日時:1月7日(土) 16:00−17:30
- 場所:A会場
- 趣旨:
共鳴X線発光分光(あるいは共鳴非弾性X線散乱分光)からは,対象が絶縁体でも金属でも,あるいは結晶でも非晶質でも,バルクの電子状態に関する情報を表面の影響を受けずに得ることができる。また磁場,圧力など外場を導入することもたやすい。このため,高輝度放射光源の出現以来,共鳴X線発光分光は,物質の電子状態をさぐる強力な手法として日進月歩の発展を遂げている。伸展著しいこの分光について俯瞰するのは,まことに時宜を得たものと考える。
- プログラム:
- 「趣旨説明」15分
宇田川康夫(東北大多元研)
- 「選択的XAFS分光」25分
林 久史(東北大多元研・さきがけ)
- 「強相関電子系の共鳴非弾性X線散乱−理論的アプローチ」25分
石原純夫(東北大理)
- 「強相関電子系の共鳴非弾性X線散乱測定」(奨励賞受賞講演)25分
石井賢司(原研)