■特別講演 |
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1月13日(日) 13:30-15:30 (坂田・平田ホール) |
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1. 「有機半導体の本性と電子状態」 | |||
上野信雄(千葉大学) 60分 | |||
2. 「Detectors for Science and Industry at the MS-beamlines of SLS」 |
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Antonio Cervellino(Swiss Light Source) 60分 | |||
■日本放射光学会市民公開講座「人と地球を守るシンクロトロン光」 |
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共催: 科学技術交流財団シンクロトロン光センター、あいち産業科学技術総合センター
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1月12日(土) 13:00-15:00 (坂田・平田ホール) |
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1. 「はじめに:電子は光る―シンクロトロン光とは」 | |||
曽田一雄(名古屋大学大学院工学研究科) 20分 | |||
2. 「シンクロトロン光を活用した自動車排ガス浄化用触媒の研究開発」 | |||
橋直樹((株)豊田中央研究所) 45分 | |||
3. 「土壌・水と生物圏の汚染とシンクロトロン光」 | |||
沼子千弥(千葉大学大学院理学研究科) 45分 | |||
4. 「『知の拠点』見学ガイダンス」 | |||
10分 | |||
■学会奨励賞受賞講演 |
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1月13日(日) 16:30-17:30(坂田・平田ホール) | |||
1. 「X線光子相関分光法を用いたゴム中のナノ粒子ダイナミックスの観察」 | |||
篠原佑也(東大) 30分 | |||
2. 「遷移金属酸化物薄膜の共鳴軟X線散乱による研究」 | |||
和達大樹(東大) 30分 | |||
■招待講演 |
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※各オーラルセッション内で行います。各講演の開始時刻はプログラムにてご確認ください。 | |||
オーラル1C 加速器(光源) 1月12日(土) 10:30-11:00(C会場) | |||
「中部シンクロトロン光利用施設光源加速器の現状」 | |||
高嶋圭史(名大) 30分 |
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オーラル2A VSX(固体) 1月12日(土) 15:30-16:00(A会場) | |||
「最近の軟X線分光の進歩と課題」 | |||
辛 埴(東大) 30分 |
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オーラル3B X(回折・散乱) 1月12日(土) 17:10-17:40(B会場) | |||
「放射光が明らかにした実用相変化記録材料の良い理由」 | |||
松永利之(パナソニック梶j 30分 |
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オーラル3C ビームライン・測定器 1月12日(土) 18:10-18:40(C会場) | |||
「X線/EUV用光学素子の開発状況と今後の展望」 | |||
竹中久貴(潟gヤマ) 30分 |
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オーラル4A VSX(表面) 1月13日(日) 9:30-10:00(A会場) | |||
「準大気圧光電子分光による表面反応場のin-situ 観測」 | |||
近藤 寛(慶応大) 30分 |
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オーラル4C イメージング 1月13日(日) 9:00-9:30(C会場) | |||
「放射光マイクロトモグラフィーを用いたはやぶさ帰還サンプルの分析」 | |||
土`山 明(京大) 30分 |
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オーラル6B X(分光・蛍光)&赤外 1月14日(月) 11:25-11:55(B会場) | |||
「赤外イメージングで探る強相関電子相の競合」 | |||
寺崎一郎(名大) 30分 |
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オーラル6C 生物 1月14日(月) 10:40-11:10(C会場) | |||
「高分解能構造から探る光合成水分解反応の分子機構」 | |||
沈 建仁(岡山大) 30分 |
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■企画講演 |
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企画講演1 『新しい軽量Mg合金研究の放射光による展開−構造・特性・機能』 |
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1月12日(土) 10:30-12:15(坂田・平田ホール) |
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Mgに微量の希土類と遷移金属を添加したMg-RE-TM合金は高温特性に優れる日本発の軽量構造合金として注目されている。 この合金の強化相はc軸方向にREとTMの偏析と積層欠陥が周期的に積層する長周期秩序構造(LPSO)を示す。組成変調と構造変調が同期 して長周期の規則構造が自発的に形成される(シンクロLPSO)実用構造合金は他に例がなく、その形成機構、構造科学、力学特性に関して放射光科学の知見を多面的に活用する事により、材料科学・工学の観点から大きな発展が期待される。 本企画講演では先導的に材料開発にかかわってきた研究者を交え、聴講者に現状の概観と放射光の役割の重要性を示すとともに、さらなる展開への参加を呼びかけるものにしたい。 |
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1.「趣旨説明」 | |||
奥田浩司(京都大学大学院) 2分 | |||
2.「シンクロ型LPSO構造の材料科学」 | |||
河村能人(熊本大学 先進マグネシウム国際研究センター) 25分 | |||
3.「Mg合金中長周期積層構造相の放射光構造解析」 | |||
木村 滋((公財)高輝度光科学研究センター) 15分 | |||
4.「LPSO構造を有するMg合金の塑性変形の特徴」 | |||
東田賢二(九州大学大学院) 15分 | |||
5.「X線マイクロトモグラフィーによる損傷・破壊の3D/4D解析」 | |||
戸田裕之(豊橋技術科学大学) 15分 |
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6.「回折コントラストトモグラフィーによる結晶組織観察と損傷評価への適用」 |
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塩澤大輝(神戸大学大学院) 15分 |
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7.「高エネルギー放射光ひずみスキャンニング法のMg金属への適用」 |
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菖蒲敬久(日本原子力研究開発機構)、鈴木賢治(新潟大学) 15分 |
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8.「総括」 |
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3分 |
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企画講演2 『シンクロトロン光が走らせるグリーンビークル』 |
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1月12日(土) 15:30-18:40(坂田・平田ホール) | |||
共催:公益財団法人 日比科学技術振興財団 |
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シンクロトロン光は、HV, EV, PHVなどの自動車用の電池や材料開発など、次世代グリーンビークル実現にとって必要不可欠な技術となっており、自動車産業において広く利用されている。 本企画講演会では、シンクロトロン光を用いたグリーンビークル実現のための研究開発の成果と動向に関する意見の交換、共通の学術的・技術的課題の解決、あるいは新分野の開拓を目指した迅速な内外の情報交換を目的としている。 |
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1.「趣旨説明」 | |||
馬場嘉信(名古屋大学シンクロトロン光研究センター) 5分 | |||
2.「クリーンディーゼル触媒開発のための放射光利用」 | |||
薩摩 篤(名古屋大学工学研究科・名古屋大学グリーンモビリティ連携研究センター) 30分 | |||
3.「シンクロトロン光を利用した次世代自動車用電池材料開発」 | |||
坂野 充(トヨタ自動車(株)材料技術統括部) 30分 | |||
4.「時空間分解XAFS新ビームラインと次世代燃料電池触媒の構造反応in situキャラクタリゼーション」 |
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岩澤康裕(電気通信大学燃料電池イノベーション研究センター) 30分 | |||
休憩 10分 | |||
5.「自動車用三元触媒の貴金属挙動解析」 | |||
堂前和彦((株)豊田中央研究所分析研究部) 30分 | |||
6.「ゴム階層構造の解析と制御による低燃費タイヤの開発」 | |||
岸本浩通(住友ゴム工業(株)材料開発本部材料第三部) 30分 |
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7.「総合討論」 |
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15分 |
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企画講演3『供用を開始したSACLAとX線自由電子レーザー利用の展望』 |
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1月13日(日) 9:00-11:00(坂田・平田ホール) |
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SACLAは、2011年6月に初レージングを観測し、2012年3月より供用運転を開始した。運転は概ね順調に行われ、成果も出始めている。本企画は、施設者及び各分野の利用者、LCLSの関係者の講演から構成される。SACLAの一年の総括を行うとともに、 今後のXFEL利用技術とサイエンスの展望について議論を行う。 |
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司会 田中均 (理研 播磨) | |||
1. 「進化するSACLA 」 | |||
矢橋牧名(理研 播磨) 10分 | |||
2. 「SACLAの実験ステーション」 | |||
登野健介(JASRI) 20分 | |||
3. 「SACLAにおける分光技術開発とその利用」 | |||
犬伏雄一(理研 播磨) 20分 | |||
4. 「非線形応答が支配するXFEL利用研究」 | |||
玉作賢治(理研 播磨) 20分 | |||
5. 「超短パルス粉末X線回折法を用いた材料科学」 | |||
松原英一郎(京大) 20分 | |||
6. 「What we have learned about x-ray FEL's: the first three years at LCLS」 | |||
John Arthur(SLAC) 30分 | |||
企画講演4 『未踏の放射光科学への挑戦:若手の視点から』 |
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1月14日(月) 9:00-12:00(坂田・平田ホール) |
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本企画では、現在の高エネルギー光科学が及んでいない未踏領域へのアプローチを主題とする。プローブとしての光あるいはX線の特性を原理的な限界まで突き詰めた場合に、どのような観測が可能かを提案する。講演者は将来を担う若手・中堅とし、自由かつ純粋な科学的興味に基づいた議論を通じて、今後の放射光科学および光源開発の方向性に若手から一石を投じたい。関連して、最近注目されている将来光源(放射光とそれ以外)の特徴についても紹介する。 |
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1. 「趣旨説明」 | |||
鈴木基寛 (JASRI) 5分 | |||
2. 「高強度レーザーによるアト秒光科学の展望」 | |||
板谷治郎(東大物性研) 25分 | |||
3. 「生体高分子単粒子の高分解能構造解析の可能性」 | |||
徳久淳師(理研) 25分 | |||
4. 「理論からみた場としての放射光と物質」 | |||
澤田 桂 (理研) 25分 | |||
休憩 15分 | |||
5. 「極限環境物性:パワーレーザー超高圧と新しい観測の目」 | |||
尾崎典雅(阪大工) 25分 | |||
6. 「素粒子科学からみた光科学の可能性」 | |||
浅井祥仁(東大理) 30分 | |||
7. 「将来光源の多様な可能性」 | |||
渡部貴宏(JASRI) 15分 | |||
8. 「まとめ」 | |||
15分 | |||
■各施設利用者懇談会 |
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PF-ユーザアソシエーション(PF-UA) | 1月12日(土)12:30〜13:30(C会場) |
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VSX高輝度光源利用者懇談会 | 1月12日(土)18:50〜19:50(C会場) |
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SPring-8ユーザー協同体(SPRUC) | 1月14日(月)12:40〜13:20(坂田・平田ホール) |
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