■特別講演 |
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1月7日(木) 13:30-15:20 (A会場) |
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1.「大きさと精密さに挑む生体超分子の結晶構造解析」 | 月原 冨武(兵庫県立大学) 50分 | |
2.「新素材開発におけるモルホロジー解析の重要性について」 |
矢吹 和之(東洋紡績株式会社) 50分 | |
■学会奨励賞受賞講演 |
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1月7日(木) 16:30-18:00 (A会場) | ||
1.「コヒーレントX線回折・散乱イメージング技術の開発とその応用」 | 高橋 幸生(阪大) 30分 |
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2.「生体分子の放射光円二色性分光研究」 | 田中 真人(産総研) 30分 | |
3.「高度構造制御による有機薄膜・界面電子状態の精密実験」 | 山根 宏之(分子研) 30分 | |
■企画講演 |
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企画1 『放射光による高難度ターゲット構造生物学研究への挑戦』 |
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1月7日 9:15-12:15 (A会場) | ||
構造生物学研究、特に単結晶構造解析における放射光利用技術は著しく進歩した。しかし、糖タンパク質や超分子複合体のような高難度ターゲットも未だ多く残されている。 また、分子のダイナミックな挙動や、水和水およびタンパク質分子間の相互作用ネットワークの解析等、構造解析から一歩進んだ生物学研究における放射光利用を促進するためには、オールジャパンの力を結集した複合的な解析技術の開発が必要である。 |
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<放射光結晶解析ビームライン> | ||
1.「オールジャパンでの放射光構造生物学研究への取り組み」 |
若槻 壮市(KEK-PF) 10分 | |
2.「高難度タンパク質結晶構造解析を目指す二本のビームライン」 |
平田 邦生(理研播磨) 20分 | |
3.「全自動測定や遠隔操作実験の実現に向けた取り組み」 |
山田 悠介(KEK-PF) 20分 | |
<高難度ターゲットの解析研究> |
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4.「超巨大タンパク質-核酸複合体vault の構造解析」 | 山下 栄樹(阪大蛋白研) 25分 | |
5.「ダイアモンド膜蛋白質研究室」 | 岩田 想(京大医/Diamond Light Source) 25分 | |
<相補的な手法との複合研究> |
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6.「Solution x-ray scattering, a complementary method for high-resolution structural studies of biological macromolecular complexes and assemblies」 |
鶴田 博嗣(SSRL) 25分 | |
7.「複数の量子ビームを用いた構造生物学的研究」 |
玉田 太郎(JAERI) 25分 | |
8.「構造生物学におけるダイナミクス研究」 |
足立 伸一(KEK-PF) 25分 | |
企画2 『「XFEL プロジェクトこの一年」 ―XFEL利用の展望―』 |
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1月8日 9:15-12:15 (A会場) | ||
放射光学会が平成17年度に「究極を目指す光源」として位置づけ、国家基幹技術に認定された「X線自由電子レーザー(XFEL)」プロジェクトの進捗状況を放射光コミュニティーに報告するために、放射光学会年会において「XFEL プロジェクトこの一年」という特別企画講演が2007年よりスタートした。 第1回目はプロジェクトの概要報告、2回目は試験加速器におけるEUV波長域の定常的飽和の達成と実機における建設及び利用研究の準備状況の報告、第3回目の昨年はフルコヒーレントのシードFELの開発状況が報告された。 |
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司会:石川哲也(理研・JASRI XFEL計画合同推進本部*1) |
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1.「趣旨説明・SASE FEL光源の実用光源化に向けた取り組み」 |
田中 均(理研・JASRI XFEL計画合同推進本部*1) 30分 | |
2.「試験加速器ビームラインの開発整備と利用運転」 |
永園 充(理研・JASRI XFEL計画合同推進本部*1) 30分 | |
3.「SASE FELの利用実験:磁気ボトル型光電子分光による深紫外域強レーザー場中の原子分子過程の観測」 |
彦坂 泰正(新潟大学)30分 | |
(休憩) 15分 |
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4.「実機の建設状況」 |
熊谷 教孝(理研・JASRI XFEL計画合同推進本部*1) 30分 | |
5.「実機利用運転に向けて: 供用体制と共通基盤システム」 |
矢橋 牧名(理研・JASRI XFEL計画合同推進本部*1) 30分 | |
総合討論 15分 |
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*1(独)理化学研究所・(財)高輝度光科学研究センターX線自由電子レーザー計画合同推進本部 |
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企画3 『大気圧実験環境が切り拓く、軟X線光科学の新展開』 |
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1月8日 15:30-17:00 (A会場) |
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高輝度光源の出現と光学技術の進歩によって、かつては暗黒領域とも呼ばれた2〜4keV程度のエネルギー領域における実験環境が大幅に改善されつつある。このエネルギー領域には、リン・硫黄と いった生体・環境・高分子など多様な系で不可欠な役割を持つ元素K-殻吸収端を含んでおり、分析手段として放射光が果たす役割はきわめて大きいと思われる。ところが、これらの元素を含む化合物に は超高真空環境で測定が困難な試料が多く、これまで放射光を用いた研究は限定的であった。 |
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1.「趣旨説明」 | 為則 雄祐 (JASRI/SPring-8) 10分 | |
2.「フォトンファクトリーにおける軟X線XAFS」 |
野村 昌治 (高エネルギー加速器研究機構) 20分 | |
3.「軟X線分光を用いた環境・地球科学研究展望」 |
高橋 嘉夫 (広島大学) 20分 | |
4.「生命科学研究における軟X線利用の展開」 | 熊坂 崇 (JASRI/SPring-8) 20分 | |
5.「高分子におけるイオウのK殻X線分光・散乱の展開」 | 岸本 浩通 (住友ゴム工業(株)) 20分 | |
企画4 『競争的資金による放射光先端計測技術開発の現状と将来展望 |
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1月9日 9:15-12:15 (A会場) | ||
放射光源の性能を最大限に活用するための先端的な放射光計測技術の開発に対するニーズは大きい。しかしそのためには高額の研究予算が必要であり、施設の定常的な予算では、ユーザーの発案による新しい計測技術の開発を推進していくことが難しい。よって、近年の競争的研究環境の中、放射光利用者が競争的資金を得て高度先端計測の研究を進める例が多くなってきた。放射光科学のピークを高めるためには、さらに積極的に競争的資金を獲得して研究開発を進めていかざるをえない。 |
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1.「趣旨説明:競争的資金による放射光先端計測技術開発の現状」 | 雨宮 慶幸(東京大学) 10分 | |
2.「X線ピンポイント構造計測法の開発と応用」 | 高田 昌樹(理化学研究所) 15+5分 | |
3.「軟X線レーザーを利用した新固体分光法の開発と応用」 | 並河 一道(東京学芸大学) 15+5分 | |
4.「放射光核共鳴散乱法の開発と応用」 |
瀬戸 誠(京都大学)15+5分 | |
5.「機能界面解析・制御ステーションの建設と今後の展開」 |
尾嶋 正治(東京大学) 15+5分 | |
休憩(10分) |
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6.「高精度1分子内動画計測から見える生体分子構造認識プロセス」 |
佐々木 裕次(東京大学) 15+5分 | |
7.「DDS ナノ粒子の界面と内部構造と薬理効果の相関」 |
櫻井 和朗(北九州市立大学) 15+5分 | |
講演者とのディスカッション(40分) |
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「競争的資金導入の戦略について」 スイッチ役 壽榮松先生、坂田(誠)先生 |
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■各施設利用者懇談会 |
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SPring-8利用者懇談会 |
1月6日(水)13:00〜14:00(A会場) | |
VSX高輝度光源利用者懇談会 |
1月6日(水)15:00〜16:00(A会場) | |
PF懇談会主催PFユーザーの集い |
1月6日(水)16:00〜17:00(A会場) | |
■放射光学会年会期間中の会合 |
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SPring-8利用者懇談会・幹事会(西堀) |
1月6日(水)11:00〜12:00(4FセミナーB) | |
放射光学会評議員会 (木村滋) | 1月6日(水)12:00〜13:00(4FセミナーA) | |
原子分解能X線励起ホログラフィー研究会 (松下) | 1月6日(水)16:00〜17:30(4FセミナーB) | |
SESAME-WS事前打ち合わせ (下村) | 1月6日(水)17:00〜18:00(4FセミナーA) | |
フロンティアソフトマター開発専用ビームライン産学連合体 第3回学術研究チーム意見交換会 (福岡) |
1月6日(水)17:00〜19:00 (B1Fアートホール) | |
PF-表面化学UGミーティング (サカモト) | 1月7日(木)18:00〜19:00(4FセミナーB) | |
放射光利用環境の共通化 (藤橋) | 1月9日(土)11:00〜13:00(4FセミナーB) | |